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ホタテの日

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今日に限らず毎月18日は「ホタテの日」である。
青森県漁業協同組合連合会(※1)とむつ湾漁業振興会が制定。ホタテの「ホ」を分解すると「十八」になることから。元はホタテの旬であり陸奥湾の「むつ」=六つに通じる6月18日のみであったが、後に毎月の記念日に拡大したそうだ。

金毘羅(こんぴら) 船々
追い手に 帆かけて
シュラシュシュシュ♪

香川県・金刀比羅宮を題材とした日本の古い民謡『金比羅船々』。料亭などで舞妓・芸妓と行う「お座敷遊びの曲としても知られている。、
私なども若い頃大阪の商社にいたときには、京都祇園での会社の慰安会などで、こんなお遊びをしたごとがあるが、「ホタテ」の名前からほっと、こんな懐かしい歌のことを思い出した。

お座敷遊び:金比羅船々 - YouTube

「ホタテ」とは「ホタテガイ」のことでであり、動物分類学上は軟体動物門(Mollusca)二枚貝綱(Bivalvia)、糸鰓目(しさいるい、Filibranchia。翼形類参照)、イタヤガイ科(Pectinidae) に分類される二枚貝(貝の種類などは※2参照)の一種で、この科の貝は一般に貝殻は右殻が膨れ殻頂に左右不対称の耳型の部分があり、貝殻表面に放射肋(ほうしゃろく)がある。
世界で300種程が知られており、ホタテガイを英語では、「“scallop”(スカロップ)」と呼ばれるが、これはイタヤガイ科の総称であり、そのうち、日本のホタテ貝は“Japanese Scallop”と分類されている。
世界のScallop類漁獲の主産地は、日本を含む極東地域と北米大陸の大西洋側の アメリカ、カナダ沿岸、ヨーロッパの大西洋岸であり、この他、北米大陸の太平洋岸、南米大陸の太平洋岸、オーストラリア、 ニュージーランド周辺などにも分布しているようだが、近縁種を含め寒海性(年間を通じて水温の低い海域にすむ)のものが大半で、大型で生産量の多い種は南北両半球の高緯度冷水域に分布している(※2、※3参照)。
日本で食用として生産されているホタテガイ類(“Japanese Scallop”)には、(ホタテガイ(Patinopecten yessoensis[JAY])の他、イタヤガイ(板屋貝、Pecten albicans)、アカザラガイ(アズマニシキガイ。Chlamys farreri)、ヒオウギガイ(Chlamys swiftii) の4種類がある(貝の種類などは※2参照)。ホタテガイは北方に生息する貝で、最も成長が早く大型になる貝である。
国際統計・国別統計専門サイト・グローバルノートのホタテ貝(帆立貝)の漁獲量・生産量 国別ランキング統計(※4参照)をみると、2012年の漁獲量は世界合計 2,385,519トンであり、その上位5か国は以下のようになっている(単位トン)。
1位 中国 1419956 、2位、日本  499,674 、3位アメリカ216,468 、4位カナダ 53,462 5位イギリス52、426
この数値は、FAO(国際連合食糧農業機関)の統計数値によるものらしいが、日本水産資源保護協会発行の『我が国の水産業ホタテ貝』(※3)によれば、FAO統計ではホタテガイやイタヤガイなど“Scallop”として一括にされているが、中国産のものは、アメリカ東岸から種苗を搬入して、養殖された“Bay Scallop”(アメリカイタヤガイ Argopecten irradians)でホタテ貝より小型の別種だそうだ。そうすると、純粋のホタテガイの生産では、日本が1位になるということか・・・・(ここの日本の漁獲量はFAOの推測値としている)。
いずれにしても、現代では、ホタテガイは日本が世界に誇る有用な水産資源であり、年間の生産量は50万トン以上に達し、国内第2位のカキ(牡蠣)(約20万トン少々)に圧倒的な差をつけて、食用貝の王者の座に君臨し続けている(※5の“養殖業の現状と課題について”参照)。
ホタテガイは古くから人類の食糧として利用されていたようだが、我が国では、北海道・伊達市の若生貝塚群、北黄金貝塚群(5000年前)、虻田市の入江貝塚、長万部町静狩(4000年前)などからホタテガイの貝殻が出土しており、5000年前の古代人がすでに、ホタテガイを食べていたことが窺える(※6参照)。
そして、江戸時代末期、日本開国のきっかけとなったのマシュー・ペリー率いるアメリカ海軍東インド艦隊黒船)の来航であるが、その主目的は遠洋捕鯨のための補給基地を確保することであったようだ。
日米和親条約により伊豆国下田(現静岡県下田市)と箱舘(現:函館)の開港が決まり、ペリーが函館に寄港した際(1854年)に函館湾よりホタテを採集しアメリカに持ち帰ったといわれている。函館湾における貝類の学術的な調査はこの時の調査に対してアメリカ人Jay (1857) が行ったのが最初で、函館 (Hakodadi) を、模式産地(新種を記載・発表するときに使った標本を採取した場所をいう)として、水産上重要な新種としてホタテガイ(Patinopecten yessoensis[JAY]。「生物分類について」は※7参照)と命名したことが日本の探検報告書に記載されいるようだ(※8参照)。
ラテン語で”patino” は「皿」、”pecten” は「櫛」、”yessoensis”は「蝦夷の」、つまり「蝦夷産の櫛のある皿」という意味で、ホタテガイの貝殻の表面にある条肋を櫛の歯になぞらえたものであり、(,※7参照)。函館湾における貝類の学術的な調査は, 過去にも行われているがホタテガイの調査についてはは、ペリーの黒船が函館港に入港した時のものに対してアメリカ人のJay (1857) が行ったものが最初だそうである。
また、ホタテガイが加工品として登場するのは、今から150年前の江戸時代の末期で、乾(ほし)アワビ、スルメ、昆布等とともにホタテ乾貝柱(干貝柱)が長崎俵物として、対中国貿易による幕府の重要な財源の役割を果たしてきた。
約30年前から北海道や青森県等で増養殖技術が飛躍的に進歩し、現在ではカキと共に親しまれている。
この日本産ホタテガイ(Patinopecten yessoensis)は寒流系の二枚貝であるため、太平洋側では東京湾以北に、日本海側では能登半島以北に分布している。産業的にはホタテガイ養殖発祥の地である青森県陸奥湾、北海道噴火湾サロマ湖オホーツク海沿岸が中心で、近年養殖技術の進歩により、岩手県や宮城県にも産地が広がっており、北海道、青森県、岩手県、宮城県で日本の生産量の99%以上が生産されているようだ(※9参照)。
イタヤガイについては日本全土に生息しているが、島根県などの一部の地域でしか生産されていない。アズマシニシキガイも日本全土に生息しているが、宮城県などの一部の地域でしか生産されていない。ヒオウギガイは南方に生息する貝で、紀伊、四国、九州で養殖されている。この貝は品種改良で色々な色を持っている。ホタテガイは、味も良く食用として人気があるだけでなく収集家にとっても人気のある貝類である。

日本のホタテガイの和名表記は 古くから「帆立貝 ・ 車渠 ・ 海扇」 等、複数あるようだが、現在一般的に使われている「帆立貝」の漢字の由来は、江戸時代に中国明代の『三才図会』を真似て作られた絵入りの百科事典ともいうべき寺島良安の『和漢三才図絵』(1712年編) 介貝部 四十七(※10参照)の「 ほたてかひ/いたやかひ/車渠」の項目に見られる。
そこにある「俗に帆立貝と云ふ。(中簡略)その殻、うえの一片は扁(ひらた)くして蓋(ふた)のごとく、蚶(サキ=赤貝)、蛤(ハマグリ)の輩と同じからず、大なるもの径1~2尺(30~60cm)、数百群行し、口を開いて一の殻は舟のごとく、一の殻は帆のごとくにし、風にのって走る。故に帆立蛤と名づく。」・・との記載によるものだろう。
確かにホタテガイは、ススーッとすばやい動きはするが、それは貝の中に入っている海水を勢いよく吐き出すこと(閉殻筋=貝柱によって殻を開閉する。)によって、その反作用で跳ぶように動くもので、ホタテガイの生態がよく判っていない時代には、それが帆を立てて走っているように見えてつけられたのだろう。
文中に「車渠は北海・西海に多くして」・・・などとあるように、イタヤガイとの混同があるようだ。
同じようなことは、良安の『和漢三才図絵』より3年ほど前の1709(宝永7)年に刊行されている貝原益軒編纂の本草書大和本草』卷之十四(介類 海扇。参考※11の34p参照)にも書かれており、寺島良安も介類についてはこれを参考にしているのだろう。
「海扇」(うみおうぎ)は厳密にはホタテ貝の中国名でもあり、殻の形が扇を連想させることとによるもので、車渠とよばれることもある。また、これを、板屋葺の形に似ていることから、板屋貝とも呼んだようだ。
『和漢三才図絵』ほたてかひの項目の最後には、以下の歌が掲載されている。

「あやしくぞうら珍しきいたや貝とまふくあまの習ひならずや 」 信實

この歌は、貝類を題材とした歌合形式の秀歌選である『三十六貝歌合』(1748年)の中に収録されている11番板屋貝を歌った藤原信実の歌であるが、そのもとは、『新撰和歌六帖』(1243年に藤原家良為家知家・信実・光俊の5人の和歌を所載した類題和歌集)第三:水 1159の歌である(※13参照)。
1748(延享5)年には、京都と江戸で、主に女子向けの教養書として出版された『教訓注解 繪本貝歌仙』(※14参照)に、この中から、36種の貝の歌に注釈と教訓を加えて, 浮世絵師西川祐信挿絵と共に掲載されている。

上掲の画像は西川祐信挿絵による『教訓注解 繪本貝歌仙』中巻に掲載されている信実の11番 いた屋貝の歌 である。
ここでは、いたや貝(板屋貝)の解説で、 イタヤガイ科の二枚貝。扇を拡げた形で、ホタテガイに似、左殻の外面は紅褐色で、放射肋が強く、板ぶき屋根を思わせるのでこの名がある・・・としており、ここでは、いた屋貝をホタテガイに似たものと明確に区分がされている。
尚、良安の『和漢三才図絵』、貝原益軒の『大和本草』の漢文の書き下し文や解説等以下参考の※12:「鬼火」心朽窩旧館>やぶちゃんの電子テクスト集:小説・戯曲・評論・随筆・短歌篇>>和漢三才圖會 介貝部 四十七 寺島良安や、日々の迷走> カテゴリー>「貝原益軒「大和本草」より水族の部」>大和本草卷之十四 水蟲 介類 海扇を参照されるとよい。

ホタテガイはイタヤ貝やヒオウギ貝などと形状がよく似ているが、ちなみに、その違いはどここにあるか?
その回答は、「YAHOO!知恵袋-イタヤ貝とヒオウギ貝、ホタテ貝の違い」に書かれているが、色や大きさの違いもあるが、特徴的なものとして、「ちょうつがいの部分から放射状に伸びる肋(列状の出っ張り)、つまり「放射肋」の外形や、本数」にあるようだ。詳しくはここを覗かれるとよい。
又、ホタテガイの形状のみについ詳しく見たい場合は、ここを参照されるとよく判る。

ホタテガイはフランス語だと 「Petoncle Conque de Venus」 とよぶそうだ。ローマ神話の愛と美の女神ウェヌス(日本語では「ヴィーナス」と英語読みされる。古典ギリシャ語のアフロディテと同じ) の名が入っている。
西洋では海から生まれた美しい女神ウェヌスの持ち物とされ、一説によると女神はホタテガイそのものから生まれたとすらいわれている。
“petoncle”は、ラテン語の“pectin”に“-culus”がついた言葉“pectunculus”の転化で、女神ウェヌスとかかわりのあるこの貝を愛すべきものと考え、語尾に縮小辞“culus”をつけたようだ。また“conque”はギリシァ語の“konkhe”〈貝、貝殻〉からきていて、“conque de Venus”は「ウェヌスの貝」という意味だという(※9参照)。
ヨーロッパではホタテガイ類(ヨーロッパホタテ[学名:Pecten maximus]を主とする近縁種群)は豊穣の象徴としてギリシア神話の女神ウェヌスとともに描かれており、フィレンツェウフィッツィ美術館にあるボッティチェリの有名な「ヴィーナスの誕生」の絵にも帆立貝が描かれている。以下がその絵である。

この絵は、ギリシア神話で語られている通り、女神ヴィーナスが、成熟した大人の女性として、海より誕生し出現した様を描いている。古典的な女神ヴィーナスは、水より出現して貝殻の上に立ち、霊的情熱の象徴であるゼピュロス(西風)に乗って、岸へと吹き寄せられている。季節の女神であるホーラたちの一人が、花で覆われた外套を女神へと差し出している。ギリシア・ローマ古典時代には、貝は女陰の暗喩(メタファー)であった。ヴィーナスのポーズは、当時発見された『恥じらいのヴィーナス』タイプの古代彫刻から得たものだそうだ。
また、ホタテガイは新約聖書に登場するイエス十二使徒の一人聖ヤコブとしても知られ、この聖人の聖地であるサンティアゴ・デ・コンポステーラ(スペイン)へ向かう巡礼者たちは、ホタテガイ類の貝殻を身に着ける風習を中世以来現代まで続けている。
ホタテ貝はヤコブのシンボルで、フランス語ではヨーロッパ産のホタテガイ類(ヨーロッパホタテ[学名:Pecten maximus])を「聖ヤコブの貝」(coquille Saint-Jacques、コキーユ・サンジャック)と呼ぶそうだ(聖ヤコブとサンティアゴ・デ・コンポステーラの詳しいことは※15参照)。

上掲の画像はカルロ・クリヴェッリ作『聖ヤコブの肖像画』
ホタテガイの和名の由来からは少し回り道をしたが、大きく括ってホタテガイの名前の由来という意味では、興味深いものである。

日本の天然のホタテカイの生息場所は水深20~30mの海域で、アサリ、ハマグリ等の生息場よりも粒の大きい砂泥域~砂れき場で、右殻を下にして、砂を被って分散して生活しているが、その生息に至適な海水温は +5~+19℃の冷水であるが、−2~+22℃の間なら生きていける(稚貝はさらに4℃ほど高温でも耐えられる)という。
天敵はヒトデオオカミウオミズダコなどであるが、、ヒトデに襲われると閉殻筋で力強く殻を開閉させて海水を吹き出し、泳いで逃げることができる。
日本の天然のホタテカイは雌雄異体、つまり、雌(めす)と雄(おす)が別々の個体で、明瞭に区別されており、産卵期(水温が4~8℃)になると生殖巣が大きく膨らみ、雄はクリーム色、、雌は赤ピンク色となる。そして、成長に伴い雄の一部が雌に性転換する。天然貝では0年貝と1年貝ではすべて雄だが、2年貝に移行する間に性転換し、 2年貝では半数が雌になるそうだ。
一方、地蒔き漁場(漁場に稚貝を放流)で種苗として放流した稚貝(放流貝)と養殖貝は成長が良いため、満1年貝で性転換するものもあるという。
水温上昇の刺激により放卵、放精し、海中で受精後浮遊する幼生となり、浮遊期間約40日間後に殻長300ミクロン(マイクロメータ)前後になると、何にでも付着するが、自然界ではその多くは海藻類に付着し、養殖貝のものは、採苗器などに付着する(4月中旬~5月下旬)。
付着後、稚貝は採苗器の中で40~60日経過後、殻長約8~10㎜に成長すると付着力が弱まって自然に落下する。もし自然環境で付着していたら海底に落下することになるが、このとき海底にヒトデが多かったり、貧酸素(水中の酸素濃度が少ない)等の悪い環境であれば稚貝は死の危険に晒されることになる。そこで7~8月までに採苗器から稚貝を採取し、中間育成(稚貝を海に放流できるように、より自然に近い環境である程度の大きさになるまで飼育する)ことが増養殖技術のポイントとなっているようだ。養殖にはカゴ(ネット)を使うものと、貝殻の一部に穴を開けてロープに吊す方法(耳つり方式)とがあるようだ。
ホタテ貝は寒海性の二枚貝で海水中の植物プランクトン有機物を餌にして成長する。1年で殻の大きさは2cm、2年で6cm、3年で9cmくらいに成長し、漁獲される。養殖の場合はもっと成長が早く2年で9cmくらいになるそうだ。ホタテ貝の寿命は 12年位で、大きいものは殻が20cmにも成長し、その貝柱の直径はなんと7cmにも達するという。
養殖ホタテは2~4 年で商品として出荷される。何年物かの見方は貝殻の表面にある年輪みたいな濃い目のシマを数えることで知ることができきる。

ホタテガイは甘みと旨味に富み、「貝の王様」とも云われているが、貝の味に寄与しているうま味成分は主にアミノ酸グルタミン酸グリシンアラニンなどで、ホタテガイ特有の甘味成分は筋肉細胞のエネルギー源となる糖タンパクの一つであるグリコーゲンである。特にホタテのグリコーゲンは他のグリコーゲンと異なり、ガンの防止と抑制に効果があることが近年報告されているという(※3参照)。
ホタテガイの貝柱には春から夏にかけてグリコーゲンが大量に蓄積され、更に旨味を増す。また、ホタテガイには市販の「栄養ドリンク」にも含まれているタウリン は体の疲れを癒し、目の疲れをとり、肝臓や心臓の機能を助け、コレステロールを減らし、血圧効果の作用や、基礎代謝能力を高め、ストレスの抑制効果があるとされているそうだ。さらには、免疫力をアップさせ、不足すると味覚障害を起こす亜鉛や、その他にも分やカルシュウムマグネシウムなどのミネラル分がたっぷり含まれていうから、ホタテは美味しいだけでなく、栄養が豊富で万能薬のような自然食材といえるかも・・・。それなら私も大いに食べなきゃいけないな~。

ホタテガイで刺身にされる部分は貝柱である。貝柱は貝殻を閉じる閉殻筋と呼ばれる部分であり、普通2枚貝の場合、この閉殻筋は前後に2つあるが、ホタテガイの場合、前閉殻筋はなくなって、後閉殻筋が大きく発達している。
ホタテ貝は、刺身やサラダ、焼物、揚げ物など調理法の種類も多く、しかも、和・洋・中華風いずれの味付けにも合い、しかも、下ごしらえに手間もかからないのが良い。
冷凍物などいつでも使えるので便利である。我が家でもいつも冷凍物を保管している。古くは超高級品で干し貝柱などは輸出されて国内には出回らないものであったが養殖が盛んとなり、今では日常的な食品のひとつにもなっている。
私は、生のホタテを刺身か寿司ネタにして食べるのが一番好きだが、バターで焼いても非常に美味が、この時はあまり火を通しすぎないのがコツだな~。
こんなこと書いていたら、急に食べたくなった。寿司は数日前に食べたので、家人に行言って明日の夕食には、バター焼にでもしてもらおうかな・・・・。
最後に、ただ心配なことが一つある。最近のニュースなどで、海水温(※16参照)上昇で北海道に異変が起きているという報道があった。
サンマイカ漁が記録的な不振に見舞われている一方、暖かい海流に生息するブリクロマグロの漁獲量が増え、沖縄など暖かい海に分布するシイラマンボウまでが泳いでいるという。
それに、アワビの大敵であるヒトデも大発生しているというから心配である。これから、日本の漁業はどうなるのだろうね~。

参考:
※1:青森県漁業協同組合連合会
http://www.amgyoren.or.jp/index.php
※2:市場魚貝類図鑑:軟体類
http://zukan-bouz.com/category.php?id=2
※3:『我が国の水産業ホタテ貝』(平成6年3月発行)ー社段法人日本水産資源保護協会
http://www.fish-jfrca.jp/02/pdf/pamphlet/067.pdf#search='%E5%8D%97%E5%8C%97%E9%AB%98%E7%B7%AF%E5%BA%A6%E5%86%B7%E6%B0%B4%E5%9F%9F'
※4:ホタテ貝(帆立貝)の漁獲量・生産量 国別ランキング統計・推移:グローバルノート
http://www.globalnote.jp/post-7341.html
※5:養殖業のあり方検討会- 水産庁 - 農林水産省
http://www.jfa.maff.go.jp/j/saibai/yousyoku/arikata/document.html
※6:水産資源と水温の関係~ホタテ編
http://mtcs.hkso.co.jp/me/unchiku/hotate.htm
※7:生物分類について
http://www.cudo29.org/taxonomy.html#cit008
※8:函館貝類研究史-北方圏貝類研究会
http://wsnr.web.fc2.com/wsnr/history.html
※9:ほたてがい豆知識 - 青森県産業技術センター
http://www.aomori-itc.or.jp/public/zoshoku/hotateinf/hotatemame.htm
※10:和漢三才図会 - 島根大学附属図書館
http://www.lib.shimane-u.ac.jp/0/collection/da/da.asp?mode=vt&id=1317
※11:貝原益軒アーカイブー大和本草 - 中村学園大学
http://www.nakamura-u.ac.jp/library/kaibara/archive01/
※12:鬼火
http://homepage2.nifty.com/onibi/
※13:新撰六帖題和歌 - 和歌データベース
http://tois.nichibun.ac.jp/database/html2/waka/waka_i067.html
※14:絵草紙屋:目次
http://www.geocities.jp/ezoushijp/mokuzi.html
※15:聖ヤコブの眠る サンティアゴ・デ・コンポステーラ
http://stella-corp.co.jp/guide/holy/h03.html
※16:気象庁 | 海水温・海流のデータ 日本近海 日別海面水温
http://www.data.jma.go.jp/kaiyou/data/db/kaikyo/daily/sst_jp.html
サンマ1匹1600円…海水温上昇で北海道の海に異変
http://amaebi.net/archives/2185726.html
水産庁/平成25年度 水産白書 全文 - 農林水産省
http://www.jfa.maff.go.jp/e/annual_report/2013/
サンドロ・ボッティチェリ-主要作品の解説と画像・壁紙
http://www.salvastyle.com/menu_renaissance/botticelli.html
7月18日 ホタテの日|なるほど統計学園 - 総務省統計局
http://www.stat.go.jp/naruhodo/c3d0718.htm
ホタテガイ- Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%82%BF%E3%83%86

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