今日は朝から蒸し暑い。
しかし、神戸の私の家は、少し小高いところにあるので、いつも少しは南風が吹いている。
又、ここのところその南風が冷たくて、家の中にいると以外に過ごしやすい。
今朝起きて、裏庭の木に水をやっていると地面に大きな穴がある。
ひょっとしたら蝉が孵化しているのではと思って、その辺の木を見ても見つからなかったのだが、私の家の庭の塀といった感じで建っている造成地で一段下の向かいの家の壁に蝉がしがみ付いていた。
その蝉は鳴きもしなかったが、食時後、整形へリハビリに行って11時半ごろ帰ってきたとき、家の直ぐ近くの児童公園でかすかな小さな蝉の鳴き声が聴こえた。
セミセミセミ・・と弱弱しい鳴き方だったが多分クマゼミではないかと思う。
急激に気温が上ったので慌てて出てきたもののまだ、地中から出てくるには少し早かったのだろうか・・・、数は少ない。
我が家の裏庭の先の家にしがみ付いていた蝉がどうしてるかと再度見たときにはもういなかった。
長い地中生活からやっと出てきた蝉の地上での命は短い。相手を見つけてくれるといいのだが・・・。
蝉の話は、少し、早すぎると思いながら、俳諧師松尾芭蕉が、山形市立石寺(山寺、正式には宝珠山阿所川院立石寺)に参詣した際に
「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の句を詠んだとされる、日付にちなんで、5月27日に書いた。
この句また蝉の話に興味のある人は以下で読んでください。
松尾芭蕉が「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の句を詠んだ日
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蝉の初鳴きを聞いた
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